HOME > 商品のご紹介 > 塩のことをもっと知ろう > 目で見る世界の塩
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世界で最もポピュラーな原料で、世界の生産量の約40%を占めています。岩塩は、大昔の地殻変動によって陸上にとり残された海水が、長い年月をかけて蒸発し固まったもの。鉱脈から直接削り出したり、岩塩層をいったん水で溶かして汲み上げたりして採掘します。採掘された岩塩は、重金属などの異物を含んでいる場合が多いので、食用にする場合は精製作業が必要になります。
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塩湖とは、乾燥した地域で、地殻変動などによって陸上に閉じ込められた海水が長い年月をかけて濃縮されてできた、塩分濃度の高い湖のことをいいます。観光スポットとしても有名な「死海」は、海水の約8倍もの塩分濃度があります。
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日本で採れる唯一の塩資源です。地球の表面積の約70%を占める海から、ほぼ無限に調達できます。海水中の3%の塩分を取り出して作る海塩は、水分を蒸発・脱水する方法の違いによって、「天日塩」と「煎ごう塩」に分類されます。
海水を塩田に引き込み、太陽熱と風によって水分を蒸発させて塩にします。日射量が多く雨の少ない乾燥した気候と、塩田をつくるための広大な土地が必要です。天候に左右されることが多いため、均質化がむずかしいのが難点です。
日本で主に行なわれている製塩法です。塩水を濃縮した「かん水」をいわゆる釜で加熱し、水分を蒸発させて塩にする製法です。昔は鍋状の釜でかん水を煮詰めていましたが多大なエネルギーを要するため、現在では主に効率良く水分を蒸発させるように釜に蓋をしたタイプの「真空蒸発缶」や「加圧式蒸発缶」が用いられています。
※1-3 写真提供:たばこと塩の博物館